2025.2.7-10 鹿児島−指宿−霧島

 前回の自転車旅では雨のため桜島が全く見られなかったのでリベンジ。あとは指宿の砂むしを楽しみに鹿児島に行きました。いままで全くイメージがありませんでしたが鹿児島は温泉旅行にもってこいと思います。今後何回も楽しめそうな場所が見つかって収穫の多い旅になりました。期間中、今シーズン一番の寒波が日本全体を包んでおりここ鹿児島でも雪が降るほどで一部予定を入れ替えることになりましたが、全般的に天気は良く幸運でした。
【日程】

鹿児島に前泊して朝から鹿児島観光です。桃鉄物件でもある、しろくまで有名な「むじゃき」とかるかんで有名な「明石屋」でまずは実績解除。かるかんには良いイメージはありませんでしたが、老舗の本物を食べるととても上品な味で180°見方が良い方向に変わりました

次はお待ちかねの砂むしです。奥の建物がその会場です。えっタモさんは海岸に直接埋まっていたのに、と思いましたがこの日は満潮近くのため出来ないのだとか、ざんねん。プロの砂かけ師が絶妙な温度の砂をかけてくれるので適度な重みと適度な通気性で至福の時を過ごせました。

その後、ブラタモリで紹介のあった伏目海岸に行きました。ここでは切り立った崖とそこから流れ落ちる温泉の滝が見られるはずだったのですが工事のため立ち入り禁止となっており残念。バックに開聞岳がきれいに見えていたのでそれで我慢しました。この時はその気はありませんでしたが、実は明日もここに来ます。

2日目は指宿の白水館に泊まりました。分不相応の豪華な旅館でおいしい料理と窓からの絶景を堪能しました。基本ビールか日本酒しか飲まないのですが焼酎のおいしさも発見し、お土産に地元の「利右衛門」を買いました。

前の晩に伏目海岸を諦めきれずに調べていると、昨日行った場所の先に砂むし場があり、そこのHPの写真に例の崖が映っていました。これはワンチャン見られるかもと思いもう一度来ました。結果はNG。砂かけ師曰く、その崖はいつ崩れてもおかしくない危険な場所なので立ち入り禁止で、タモさんは特別との事。ちなみに一番右の写真にちらっと映っている崖がそれです。まっ砂むしがもう一度出来たし、写真も撮ってもらえたし、昨日より開聞岳がきれいだったので良しとしましょう。

その後、知覧に行き特攻平和会館と武家屋敷を見ました。特攻資料館では特攻前の若者が最後に家族に宛てて書いた云わば遺書がたくさん展示してあり、彼らの無念さを隠して気丈に振る舞う姿を目の当たりにして目頭が熱くなりました。武家屋敷では老舗の茶屋で知覧茶の抹茶をお土産に買いました。

3日目は霧島温泉郷のラビスタに泊まりました。ここはウエルカムドリンクの焼酎や梅酒が飲み放題で全部屋に露天風呂付きというなんとも快適なホテルでした。おかげで焼酎を飲みすぎてしまいました。無料となると貧乏性が隠しきれず恥ずかしい限りです。

朝一から霧島神宮に行きました。神話にまつわる由緒正しい神社ですが神話がイマイチよく分かっていないのでありがたみ半分で知識の浅さを悔みました。
その後、島津家の別荘である仙厳園に行きました。桜島を庭の一部とした構図がすばらしく殿様気分を満喫することが出来ました。ただの娯楽施設ではなく戦略的な外交の場としていたことを知り島津家の知性を感じることが出来ました。

フェリーで桜島に渡り、島を1週してまさに今現在も活火山であることを実感しました。